まめ家の地域では秋祭りでした。
子供や大人たちが、だんじりを引いて神社に向かいます。
太鼓の音や子供達の声が賑やかに聞こえてきます。
先代の黒柴 黒まめはお祭りの囃子の音にびくびくしていました。
大福まめはどうでしょうか?
目次
表に出てだんじりを見学
先代の黒まめのときも外から聞こえる祭り囃子に不思議そうに耳を傾けていたので、同じようにだんじりを見せてやりました。
太鼓の大きな音、大勢の人や明るい提灯を目の前にするとずいぶん震えていて、お漏らしをしてしまったことを覚えています。
黒まめは物音に敏感な子でした。
……
大福まめは黒まめと比べるとあまり物怖じしない子です。
たくさんの人と大きな囃子の音にもびくともしませんでした。
それより目の前の喧噪をしっかりと確かめようとするように見つめていました。
震えがついたりするようなこともありません。
肝が据わっていますね。
……
困るのはしつけの時です。
大きな声で「ダメ!」とか「コラ!」といっても我関せずです。
いたずらを直すのは大変そうです。
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